現代の日本ではスマートである事、節約志向であることがブームになって居ます。それと同時に古きよきものを見直し、古いものを大事に使っていこうとするリユースやリサイクルに注目が集まっているのです。レトロブームや昭和ブームはこうした背景でブームが巻き起こったと言えるでしょう。日本のサラリーマンの年収はバブル崩壊後から一向に上がっては来ませんでした。
そこで住まいに関しても節約志向で、昭和の古いマンションに住もうとする若者が後を絶ちません。昭和の建築当時のままの状態であると、排管や水回りが劣化して住めないのでリノベーションやリフォームする人が多くなっています。だが昭和の建造物は思い立った時にすぐにリノベーションや解体に着工することはできません。すぐに解体してしまうとアスベストが大量に飛散する可能性があるからです。
そこで着工前には必ずアスベスト調査することが今では義務化されているのです。調査は時間と手間暇、コストがかかるとニアの足を踏む人もいますが、もはや非常に簡単な方法で調査することができます。アスベスト調査は建物の一部を検体として採取し、それを調査会社に郵送するだけで実施してもらえます。偏光顕微鏡を用いた精度の高い検査であり、定性分析や定量分析を実施するのです。
よりさらに精度の高い検査が必要ならば訪問でＸ線検査を実施すると良いでしょう。偏光顕微鏡を用いた検査では、一万円前後で検査が出来、しかも異種間以内に報告書を得られます。