現代は空前の昭和ブーム、レトロブームと言われています。古き良き時代の古いアイテムを使うことに喜びを感じる人が多くなっています。昔の製品は作りが丈夫であり、デザイン性にも長けていて洋服や着物、おもちゃや建造物などあらゆるものが人気になって居るのです。特に世界情勢は、SDGSと言って持続可能な社会を目指すようになっているので、古いものをリユースやリサイクルすることは素晴らしい事と称賛されるようになっています。
加えて若い人の年収がなかなか上がらない状況であるので、昭和などの建設されたマンションなどが若い人に非常に受けていて、リノベーションやリフォームしてそこに住む人が非常に多くなっているのです。ところが、昭和の高度成長期などに建設された物件は、現代では危険物と認定されているアスベストなどが多用されています。このアスベストは解体やリノベーションする際に再び飛散する可能性が高く、必ず着工前にアスベスト調査をしなければならなくなっているのです。調査は時間や費用などが掛かると思われがちです。
ところが調査は建物の一部を検体として採取し、調査会社に郵送するとすぐさま検査を実施してくれるのです。検査は偏光顕微鏡を用い、定性分析や定量分析を実施します。調査報告書に関しては一週間以内に送り返してもらうことができます。精度も高く信頼性もたかいので、そのまま報告書を労働基準監督署に提出することもできるのです。